
越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭2009
1泊2日の工芸学科主催のツアーに
ちゃっかり参加していってきました。
大地の芸術祭は3年に一度、
越後妻有地域(新潟県十日町市+津南町)の山里を
舞台にして開催される世界最大の大地の芸術祭です。
今年からは初の映像部門が登場するなど、
回数を重ねるごとに知名度や注目度も上がり
休日はたくさんの人が訪れ盛り上がっている
この夏、行っておきたいアートイベントのひとつです。

過疎高齢化が進み元気がなくなっていた地域を
アートの力によって地域の魅力を引き出し
地域再生を発信していこうという大きなお祭りです。
今の社会はだれでも代えのきく人間をつくりだそうとしている
若者は都市へいってしまい、跡継ぎがいないまま、
引退をせざる得ない農家のおじいちゃん、おばあちゃん。
持主はいるけれど機能しない土地や空き家を
アーティストと持ち主が協力して
そこにあるもの、景色を活かし価値をつくりだしています。
アートがやってくることでたくさんの人が訪れ
地域に元気や活気が戻ってきたそうです。
ディレクターの北川 フラム教授のガイドで
こんなことをおっしゃっていました。
この大地の芸術祭ではアートが赤ちゃんのような存在になった。
手間がかかってしかたないが、おかげで
場所と人がつながり、人と人がつなぐものとなった。
赤ちゃんかどうかはわかりませんが
アートというものが大きなエネルギーとなって
地域、ひとを動かしているんだなと感じました。
大自然による開放感
作品は観るというより感じるといった方感覚的に近いです。
空き家も、廃校も、今までの歴史があるそのベースまでもが
作品の一部となっています。


鑑賞している人たちも作品の一部になる
インスタレーションは写真に収めるのが難しい!
アート作品300点以上あるそうで
全部を本気でまわろうとおもったら
最低6日はかかるんじゃないか?
という情報もあります。
見損ねた作品を体感しに
夏休み中にもう一度訪れたいな。
越後妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭2009
OZマガジンごっこ
のつもりがちょっとカメラマンのミス。
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