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2009年7月6日月曜日

チベットの子どもとジェツン・ペマ女史

ダライ・ダマ14世の実妹である

ジェツン・ペマ先生の講演会
「幸せになる」~ヒューマンバリューと子どもの教育~

国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。
通訳の方がアンクルのお友達とのことで誘われていってきました。








今回ジェツン・ペマ先生を初めて知ったのですが、
チベット史上初の女性大臣も努められた経歴をもつすごい先生でした。
インドでチベットからの亡命してきた子どもたちを保護し教育されてきた方です。




はじめにドキュメンタリー映画ヒマラヤを越える子供たち上映がありました。

私はこの短編映画が本当に衝撃的でした。


今現在もチベットは中国の侵略のために
人々が人として幸せに生活できる環境が整っていません。
幸せになるための教育を受けられない子ども達は
中国警察に見つからないよう標高6000メートルの
雪山を10日間かけて歩き続け亡命します。
装備も不十分のために凍傷によって体の一部を
切断せざる終えない子どももでてくるようです。
とても危険な道のりです。


しかし、それはチベット人として幸せな人生を送ってほしい。
親から子どもへの深い愛情のため。

二度と会うことも出来ないかも知れない我が子を、
危険がたくさんある事を知り名がら
それでもヒマラヤの向こう側に希望が待っていると信じて
子どもの幸せを願い、一生のさよならを幼い子どもとする。
子どもたちも、親と2度と会えない覚悟を背負い亡命します。


是非みて知っていただきたい1枚です。



ジェツン・ペマ先生は子供たちに


「幸せな社会を創る幸せな人間になるための教育」
他者も自分も幸せになれるように、一人一人の長所を伸ばすとこを実践されてきました。



幸せってなんだろう。
ひとりひとり定義は違うものです。

でもなんでも手に入る豊かな国、日本にいて
命をかけてでも手に入れたい希望や幸せってあるだろうか。


なんて自分は幸せな生活をおくっているんだろうと思うのです。
私が出来ることってなんだろう。
何をのんきに人の役に立ちたいなんて言えたものです。

もっと勉強します。



学生の私に出来ることは…

日本人の理解が深まることを願って、ジェツン・ペマ先生は講演をしてくれたのではないかと思います。
なのでみなさんもほんのちょっとだけ
チベットで起こっていることをここで伝えられたらいいのかなって思いました。









<ジェツン・ペマ女史プロフィール>
1940年生。インド聖ヨセフ修道会スクールを経て、スイス、イギリスに学ぶ。
64年インドへ戻り、ダライ・ラマの命で姉とチベット難民の教育機関「チベット子供村」を設立。
それ以降今日チベット難民の子供たちの教育活動に従事する。
1991年~93年文部教育大臣。
1995年「チベットの母」賞を受賞。
2002年イタリア、ブレシア市より「勇気ある女性賞」を受賞。
著書『私の歩み』は世界中の10カ国語に翻訳されている。
映画『クンドゥン』ではダライ・ラマの母親役をつとめる。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 HP


私では知識と言葉が足りないので
今回主催されたチベットサポートグループKIKUのHPにぜひ行ってみてください。




2009年4月23日木曜日

TAKEO PAPER SHOW 2009


のこが当てたチケットで竹尾ペーパーショウに行ってきました!



今年のペーパーショウは言葉のペーパーショウ。
いつものような紙の博覧会ではありません。


紙の不祥事やこの不況の時代にあって、
紙の未来をリセットして考えなおす時が来ました。




私は原研哉と松下計の「統括」というすべての講演のまとめの回でした。


最初は竹尾の授賞式があり、
統括は今まで講演してきた27人も要点をそれぞれ述べていくかたち。


デジタル化が進む世の中に対する
紙の今後の在り方についてや、それぞれの立場から見る
紙の価値などを述べていました。





いくつかメモしたことをまとめると・・・


◎新聞とはグラフィックデザイン。一覧性(ブラウザビリティ)であるもの。

 見出しを見れば社会を大きく掴むことができる。
 それに対してwebは詳しい情報は得ることが出来るが一覧性ではない。
 

◎2000年 500件あった和紙の業者は現在半分以下になっている。
 
 和紙は日本のダイアモンドと言われるほど付加価値のある紙であるが、
 伝統ばかりに固執するのではなく新しい和紙の在り方を模索して柔軟に変化する
 必要がある。


◎私たちが100年前の人と対話できるのは本だけである。
 by 岩波書店 社長


◎消費者は買うという段階のみにだけ能動的になる。

 自ら調べて意思を共有するということが必要。
 広告で紙にしか出来ない事がある。
 というかそもそもメディアとは役割が違う。


◎デジタルカメラが普及されるようになってから
 人はやたらとシャッターを押す回数が増えた。
 それと反比例するようにプリントする数は吟味され
 印刷するので減少していっている。
 (確かに私もやたらとシャッターを切ってると思った!
  そしてなかなか印刷しません。)


◎本来、情報は土台と一緒になっているものである。

 デジタルになって土台と離れていってしまっている。
 昔は長い絵巻物であれば、長い時間をかけて絵を描き、
 同じく長い時間をかけて絵を見る。
 それにより読む側と描く側がシンクロする。

 ネットのスクロールだと、四角い画面の枠で区切られてしまって
 いるので絵巻物と同じ状態は起こりえない。


◎昔は本屋とは一種のセレクトショップだった。
 
 今の本屋とは売れ筋から並んでいる。
 病院の本屋で売れる本棚の並べ方とか、受験をひかえた生徒に
 参考書と一緒に何を並べたらいいのか、とか本は並べ方によって
 大きく変わる。
 
 (料理に例えると本と本のマリアージュって感じでしょうか。)
  
 

WASARAは海外から見てとても評価の高いものだそうです。

日本で見ても紙でできた美しいラインの食器は魅力的ですが、
海外だと立食パーティーが盛んであるので使用頻度が高いそうです。





今回は言葉のペーパーショウということで
講演会をまとめた冊子を頂きました。


リング式になっていて毎日の講演の様子が
タイムリーにデイリーレポートにしてその都度配られ、
ページを増やしていけるというものです。


だから入場券にも穴がふたつ開いていたのかと
納得しました。