ジェツン・ペマ先生の講演会
「幸せになる」~ヒューマンバリューと子どもの教育~
国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。
通訳の方がアンクルのお友達とのことで誘われていってきました。

今回ジェツン・ペマ先生を初めて知ったのですが、
チベット史上初の女性大臣も努められた経歴をもつすごい先生でした。
インドでチベットからの亡命してきた子どもたちを保護し教育されてきた方です。
はじめにドキュメンタリー映画ヒマラヤを越える子供たちの上映がありました。
私はこの短編映画が本当に衝撃的でした。
今現在もチベットは中国の侵略のために
人々が人として幸せに生活できる環境が整っていません。
幸せになるための教育を受けられない子ども達は
中国警察に見つからないよう標高6000メートルの
雪山を10日間かけて歩き続け亡命します。
装備も不十分のために凍傷によって体の一部を
切断せざる終えない子どももでてくるようです。
とても危険な道のりです。
しかし、それはチベット人として幸せな人生を送ってほしい。
親から子どもへの深い愛情のため。
二度と会うことも出来ないかも知れない我が子を、
危険がたくさんある事を知り名がら
それでもヒマラヤの向こう側に希望が待っていると信じて
子どもの幸せを願い、一生のさよならを幼い子どもとする。
子どもたちも、親と2度と会えない覚悟を背負い亡命します。
是非みて知っていただきたい1枚です。
ジェツン・ペマ先生は子供たちに
「幸せな社会を創る幸せな人間になるための教育」
他者も自分も幸せになれるように、一人一人の長所を伸ばすとこを実践されてきました。
幸せってなんだろう。
ひとりひとり定義は違うものです。
でもなんでも手に入る豊かな国、日本にいて
命をかけてでも手に入れたい希望や幸せってあるだろうか。
なんて自分は幸せな生活をおくっているんだろうと思うのです。
私が出来ることってなんだろう。
何をのんきに人の役に立ちたいなんて言えたものです。
もっと勉強します。
学生の私に出来ることは…
日本人の理解が深まることを願って、ジェツン・ペマ先生は講演をしてくれたのではないかと思います。
なのでみなさんもほんのちょっとだけ
チベットで起こっていることをここで伝えられたらいいのかなって思いました。
<ジェツン・ペマ女史プロフィール>
1940年生。インド聖ヨセフ修道会スクールを経て、スイス、イギリスに学ぶ。
64年インドへ戻り、ダライ・ラマの命で姉とチベット難民の教育機関「チベット子供村」を設立。
それ以降今日チベット難民の子供たちの教育活動に従事する。
1991年~93年文部教育大臣。
1995年「チベットの母」賞を受賞。
2002年イタリア、ブレシア市より「勇気ある女性賞」を受賞。
著書『私の歩み』は世界中の10カ国語に翻訳されている。
映画『クンドゥン』ではダライ・ラマの母親役をつとめる。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 HP
私では知識と言葉が足りないので
今回主催されたチベットサポートグループKIKUのHPにぜひ行ってみてください。
2 件のコメント:
今まで日本からの方向しか見えてなかったけど、
中国はチベットとも問題を抱えてたんだ〜。
近いのにまったく知らなかった。
あんなに広大な国土あるんだからもういいじゃん
って言いたい。こんなに時代は進歩してるっていうのに
なんで何千年も前から同じようなこと繰り返すんだろう。
みんなでお互いを
尊重しあうことが
できればいいのに…
そうそう
ジェツン・ぺマさんは
世界的に有名な人だそうで、
知らないのは日本くらいなんだって!
いろいろ勉強しないとー。
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