2009年7月12日日曜日

地底伽藍

















ご近所紹介します。

定泉寺の田谷の洞窟。
一見、山間より日差しの差す雰囲気ある咽かな寺。
しかしながら拝観料大人400円を払えば、
日常とはかけ離れた異空間を30分さまよえます。

日本に数少ない地底伽藍のある田谷の洞窟は
鎌倉時代には修行、信仰の場として知られています。
また蟻の巣のように張り巡らされた洞窟は、一度入ったら中々でる事のできない規模で
かつて防空壕で使用された、横穴住居跡だったなどの説も存在しています。

供養の為と、小指ほどもないサイズの蝋燭を手に
ゆっくり歩かなければ消えてしまう、わずかな灯火とともに拝観。
洞窟の中はところどころ水が流れており、適度な湿気と冷たい空気が漂う中、
四国八十八カ所霊場、金剛界曼荼羅、水子供養の仏など
さまざまな磨崖仏、仏像彫刻を拝む事ができます。

基本的に拝観者はさほどいないので、
自分の足音と洞窟から滴る水の音だけが聞こえてきます。
何カ所も通行止めになっている大きな穴は防空壕の抜け道だとか言われていますが
決して行く勇気はありませんが色々な想像を掻き立てる事ができるでしょう。

仏像云々よりも
ちょっと変わった体験をしてみたいあなたにお薦め★
田谷の洞窟はきっとあなたを裏切らないでしょう。笑

1 件のコメント:

マニ さんのコメント...

なんだか火の鳥のワンシーン思い出す〜!
おばけいそう。笑