2009年12月31日木曜日

大晦日2009

今年もやってきました大晦日
忘れていましたがこのブログも1年が経過していました。

更新をチェックしていただいた方も
たまたま気になることが検索でヒットした方も
ネットの波にのってたどり着いたあなたも
ご愛読していただきありがとうございました。

ここでみえないネットワークにのっかって
つながったことも何かの縁ということで
来年もよろしくお願い致します。

ちょびっと振り返ると
1年前の私には想像できなかった今があります。

そのときに想像していた自分と
はまるで違うのでおもしろいですね。

こんな年末年始とか、年度末とか、誕生日とか
時間の変わり目は今までのことを思い出して、
そして
新しく生まれ変わる時間と自分に
期待や希望、あとちょっとの不安で
からだ中をどくどくします。

いつだって想像していた未来より
おもしろいことになっています。
よくもわるくも!

来年は生活がガラッと変わります。
どんなことがあっても
ここにつぶやいた
どきどき、キラキラ、わくわくを忘れないこと!

これさえあればどんなことがあっても絶対大丈夫そんな気がします。

みなさん残りわずかとなりましたが
よいお年をお迎えください。

今年最後はおうちでごろごろな気持ちにピッタリな
最近のこブームなムービーをどうぞ~ゆる~

2009年12月30日水曜日

Good Year のCM

かっこいーいCMをみました!


能楽師 観世清和さんの舞とタイヤの動きが
静かにしなやかに緊張感をかんじる
GoodYear のタイヤのCMです。

能のすり足にぐっとよったところが
魅入ってしまうとは…このこと~!!
ってかんじです。

でも動画を見つけられませんでした。。

テレビ東京のモヤモヤさまぁ~ず
みてたので余計にその15秒が印象に残りました。

最近よく見るので
年末だし、テレビにはりつきましょ。笑

2009年12月21日月曜日

HARAJUKU PERFOMANCE PLUS 2009





日曜日にみにいってきました。
知らなかったけど…
どうやらロマンチカは先輩みたいなのねーん◎

おもしろかったです。
舞台みるの慣れてないから
どきどきしちゃいました。

明日からのパフォーマンスライブも気になるの。
行きたいな。

HARAJUKU PERFOMANCE PLUS 2009

ROMANTICAロマンチカ

2009年12月17日木曜日

能楽鑑賞


学生を対象にしている能楽事始をみてきました。
場所は国立能楽堂。


見慣れていないので内容を理解するのはむずかしかったのですが
鼓、笛の音楽や豪華な装束にうっとりしてしまいました。
大鼓の音が特に心地よかったです。

中学校の時に芸術鑑賞でみたことはあっても
自ら興味をもって見に行ったのは、はじめてでした。
能楽を若い人たちと共有したいといういことから

親切に事前に台本が送られてきて
予習してから舞台を鑑賞できるすてきな企画です。
チケットが安いのも♪
でもひとつ 。
本番中にみんなその台本をみていて
一斉にページをめくる音が残念でした。
監督じゃないんだから~◎
有名な人間国宝の舞台がみれてよかったです。
ちょっとうとうとしちゃいましたが
興味をもつきっかけになるすてきな舞台でした。

能楽事始ホームページ
http://www.student-noh.org/index.htm

2009年12月14日月曜日

pretty in pink

気に入った映画はひたすら繰り返してみるタイプです。
pretty in pink
最近は週4でみてます。
作業しながらだと徹夜で連続3回繰り返しできます。
それくらいすきな映画です。

どこでもBGMでながせるようにまとめてみました。
これですてきな環境になりますね◎笑





2009年12月10日木曜日

おきにいりCM



ぽけーっとテレビみていると
このCMみるんです。
歩いてないの。よい~

2009年12月8日火曜日

PAUL COX


















今までずっとしたいと思ってきてできていなかった神保町の古本屋巡りを
してきました!美術書やデザイン書、雑誌などを売っているお店が意外と
たくさんあり、中にはすごく貴重な本ばかりのお店もあったりでまるで
博物館や資料館に見学に来ているような気分になりました。
昔の本のにおいは少し鼻がむずむずするけれど同時にわくわくする気持ちが
溢れてきてとっても楽しかったです!!はまってしまいそうです!!

その中で私はすてきな本とアーティストに出会いました!
PAUL COXというデザイナーでもありイラストレーターでもある人の本でした。
初めて知った方だったのですが、中の作品もそうですが、レイアウトなども
手が込んでいてかわいくて、どこのページを取ってもすてきだったので思わず
買ってしまいました。何やらブックデザインまで自分自身で行ったものだそうです。
家でじっくり見れば見るほど買ってよかったなぁと思う1冊でした◎
私の部屋にはお気に入りの本だけを入れる本棚があります。
今日出会ったこの本もそこの仲間入り決定となりそうです。


PAUL COXについて




2009年12月7日月曜日

ロシアの夢

2009年12月6日日曜日

できたてほやほや三菱一号館美術館



















来年の4月にオープンする「三菱一号館美術館」に行ってきました!

ここ最近、丸の内の一帯を再開発しなおすと共にジョサイア・コンドル(鹿鳴館やニコライ堂など)
が建築した旧三菱一号館を当時の建築方法など全てを復元して新しく建て直しました。
オープン前の少しの期間は三菱一号館と丸の内の歴史資料館のようになっています。
同時に今回の三菱一号館がつくられていく過程を梅佳代、ホンマタカシ、神谷俊美の3人の
写真家がそれぞれの視点で撮影した写真が展示されていました。
(それとなぜか21世紀のライフスタイルを提案する展示としてPaul Smithの展示空間が一室ありました。)
丸の内と一号館の歴史では、建物の復元の様子だったり、丸の内の変遷だったりがわかりやすく
展示されていました。3人の写真家たちの展示もボリュームとしては物足りなさを感じましたが、
新しく建築された建物だからこそ、完成していく途中の過程を記録できるということもあり、
その過程を記録としても作品としてもしてしまおうという企画はおもしろいのではないかと
思いました!中の展示室はもともと美術館のための空間ではなかったため、1階から3階まであり、
個別に部屋がいくつもわかれていて、庭園美術館と似たような感じでした。





















ちなみに三菱一号館美術館のロゴデザインは服部一成さん。
明治に建てられたジョサイア・コンドルの建築物を復元した事からもわかるように
この美術館の方針として19世紀の近代美術を中心とした展覧会の企画を行っていくそうです。

新しい美術館だけではなく新しい建物にはついついわくわくしてしまいます!
設計は古くてもやっぱり新しくて緊張感のあるにおいがしました。
古きよき建物を維持することなく壊して新しい建物を建てかえてしまう
日本ですが、なくしてしまってからその大切さに気付いて建て直すも
壊してしまった時間の風合いは取り返せないものです。
まだまだ人にふれていない美術館の新しい空気を吸えるのは今のうちかも。

パスパパスパスザバトン



















丸の内にオープンしたPASS THE BATONに行ってきました!
インテリアは片山正道さん、ウェブは中村勇吾さん、アートディレクションは
植原さんと渡邉さんをかなり豪華なメンバーを揃えてディレクションしたのが
遠山さんらしいなと思いました。

誰のものか、どういう思い出があるか、ただのリサイクルショップではなく、
そのものに込められたものを、大切に次の人に受け継がれることを想定した
システムです。
著名な方々の思い出の品などと、お店のオリジナルグッズだったり、Soup
Stock Tokyoやネクタイのブランドgiraffeを経営している遠山さんのもと
オープンしたということもあって、gifaffeの商品だったり、アートディレク
ションをしているDRAFTの植原さんと渡邉さんのプロダクトも目立ってい
ました。

私の個人的な感想としては、売る価値のなくなってしまったB級品の食器に
PASS THE BATONオリジナルのイラストがプリントされて新しい価値をつけ
売り出しているものがあり、それってデザインにしかできない事だなーっと
感じたのと植原さんと渡邉さんのかわいすぎるイラストもあいまって一番気に
入りました。

メインのリサイクル品は正直あまり興味が持てませんでした。
それとリサイクルショップといいながら、ショップに関わっている人の関係で
他のお店にも売っている商品がかなり目立っていたのが気になりました。

コンセプトはすてき!
東と西、北と南の風土の違いは価値であり、しかし摩擦の種でもある。
国ごとの文化の違いは価値であり、しかし、戦争の種でもある。
企業ごとのプロダクトの違いは価値であり、しかし過剰な競争の種でもある。
その争いの結果、物は過剰に溢れたり、過剰に消失し、社会にも地球にも負担をかけてきた。
ならば、国や企業を越えて、個人の文化の違いに価値を見出してはどうだろうか。
それぞれ培った個人の文化をお互いに尊重しあい、交換しあう。
新しいものを創造するのもよいし、既にあるものを大事にするのもよい。
既にある誰かの技術、今の私の価値、将来の誰かにとっての大事。


お店のある丸の内のブリックスクウェアはニューヨークみたいでおしゃれでした!!
イルミネーションもきれいでした〜。片山さんがデザインした店内はいい意味で
ごちゃごちゃで好奇心を刺激されます!ネットでは画像が見つからなかったんですが
オリジナルグッズは本当にすごくかわいくてすてきなので、是非行って見てください!
(植原さんのブログにちょっと載っています!http://www.phofa.net/blog/uehara/)

セバスチャン サルガド展



http://www.syabi.com/details/sarugado.html

2009年12月3日木曜日

レベッカ・ホルン展

















11月半ばまで東京都現代美術館で博物館実習を受けていました。
そこで今、開催中の展示についておすすめしたいと思います!



まずは「レベッカ・ホルン展」



日本ではなかなか著名ではない方なので、まずは作家の紹介をしたいと思います。


レベッカ・ホルンは戦争中にドイツに生まれた女性のアーティストで、
今回は作家にとって日本で初めての大きな個展となっています。

展覧会の主題にある「静かな叛乱 鴉と鯨の対話」ですが、「鴉(からす)」は
日本的なイメージ、「鯨」は聖書に出てくるヨナが魚に呑み込まれる話から西洋
的なイメージとしてのシンボルであり、鴉と鯨の対話とは即ち西洋と日本の対話
を意味しています。
今回の企画展にあたって、以前作家が来日した際に京都で見た鴉の記憶から
「鴉の木」という新作が発表されています。

彼女の作品は主にパフォーマンスから始まり、パフォーマンスの記録を映像に
起こすことから映画製作へ、そして近年では音楽と詩を核とするインスタレー
ションの作品へ変化していきました。

学生時代は彫刻を専攻し、その時使用していた物質から1年間の闘病生活を強いら
れる事になりました。隔離された1年間を過ごしたことにより、周囲の空間との関
わりや、他者とのコミュニケーションの回復を出発点として、空間と自分とを意識
したパフォーマンスが行われるようになったそうです。
その為、彼女のインスタレーションには機械を浸かってドローイングを描くなどの
ボディ・ランドスケープの作品だったり、彫刻作品がモーターで動くなどのモネテ
ィック・スカルプチャーなどの作品が多く見られます。


3階はインスタレーションの作品で、1階は映像作品になっています。映像作品の
中の「妖精モルガン」は2009年にヴェニスのフェニーチェ劇場で上映され、
発表された新作の映像です。

3階の作品は、見る時によって形が変化していることがあります。動いたり動かなか
ったり、いつの間にか変化し始めたり、1つ1つの作品にじっくり時間をかけて見て
感じるとおもしろいと思いました。私はすぐに変化するものや瞬時に理解できるもの
ばかり求めてしまって、作品1つ1つに向き合ってみるという事をすっかり忘れてい
ました。東京の流れの早さが普通になっている私はヨーロッパの空気や時間の流れ方
の違いに作品を通して気付かされました。