
AXISギャラリーで開催中の三保谷硝子店 101年目の試作展に行ってきました。
今日の読売新聞に掲載されたこともあって
平日なのにたくさんの人がおとずれていました。
この展示は今年で100周年を迎える三保谷硝子を記念して
三保谷硝子の技術力を駆使し、これまで共に制作をしてきた
グラフィック、プロダクト、建築、アーティストといった
幅広い16組のクリエイターたちと、
これからの100年を見据え、
新たな表現に挑み思索し試作された「ガラスデザイン」展です。
会場に入った瞬間にやられます。
かっこいい!
グレーの壁と床に硝子が最も美しく映えるライティング。
作品にキャプションがついていますが、そんな説明が要らないくらい
明快な作品が並んでいます。
空間には硝子の作品のみなので
硝子ならではの透明の中にみえるグリーンの色、
ライティングされ床に落ちる影、
映り込む景色、自分自身…
改めて硝子のもつ美しさを実感します。
こんなにも表現の幅があると思うと
職人の技と惜しまない努力に感動します。
デザインウィークでにぎやかな展示を最近は見ていたので
この展示はまるで逆。かっこいい。本当に説明がいらないんです。
コンセプトなんて知らなくても
モノだけでいいものだって判断できる。
それはクリエイたーと職人の高い技術があるからこそ。
三代目と四代目が言葉を寄せていて
それがまたすごくいいことをいっているのです。
今週いっぱいやっているそうなので
行ってない人はぜひ行ってみてください。
「三保谷硝子店─101年目の試作」展
10月27日(火)~11月8日(日)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
入場料 : 無料
◎展覧会詳細
http://www.axisjiku.com/jp/2009/10/28/
http://www.axisinc.co.jp/publishing/exhibition/200910.html
http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/091029/art0910292011003-n1.htm
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