2009年9月30日水曜日

篠田桃紅リトグラフ展


































































表参道ヒルズの同潤館の中にあるGalerie412で行われている
篠田桃紅(Shinoda Toko)さんの展示を見ました。


Galerie412は1974年に旧同潤会青山アパートに画廊をオープンしてから
続いている画廊で、ジャコメッティ、ベン・シャーン、ル・コルビジェ、
佐野ぬい、黒田アキさんなど誰もが知っている有名な方々の展示をしてきたところです。

篠田桃紅さんは、現在96歳で今も現役で活躍されているアーティストで
版画の上から墨で手を入れるという手法がメインになっています。
独特のタッチで文字を描いたりとてもモダンな作品ばかりです。

海外の方が桃紅さんの文字を見るとお花が揺れているみたいと
感じるそうで、不思議な感じ方だなーと思いました。

墨で型にはまった文字を描くという形式を離脱したいという気持ちから
墨で絵や文字を描くようになったものの、当時の日本では認められずに
ニューヨークに渡ったことによって成功を収めた女性です。

刷り師は片岡球子や草間彌生など数多くを手がけ、
日本の版画界を代表する木村希八さんという方だそうです。

96歳でもなお作り続けるというパワーに圧倒されました!
私も負けないように見習いたいと思います!!


今回初めてGalerie412に行ったのですが、オーナーや
アシスタントの方もとてもすてきなのでみなさんも是非
足を運んでみてください◎

また、このギャラリーでは定期的に女子美の教授達が
「JOSHIBI倶楽部」という無料でギャラリートークを
してくださるイベントがあるみたいです!

わたしたち女子美生にもなかなか知られてないイベントだと
思うのですが、とてもすてきな話ばかりだということなので
わたしも次のギャラリートークには参加したいと思っています!

あやちゃんとなつみちゃん
































































原宿のデザインフェスタギャラリーで開催中の中学からの友達2人組の展示に行ってきました!

版画専攻の友達と陶芸専攻の友達で、シルクスクリーンと陶芸の組み合わせが
とってもマッチしていて、ふたりでひとつのすてきな空間でした◎

シルクスクリーンのモチーフも食器や日常を描いたものが多かったので、
器と合っていて、とっても暖かくてやわらかくてきれいな色の展示でした。

この絵とこの器の空間でおいしいご飯が食べたくなりました*


展示は9月30日まで。

デザインフェスタギャラリー
http://www.designfestagallery.com/index.html

2009年9月23日水曜日

TOKYO FIBER '09 SENSEWARE

こんばんは
お久しぶりの更新になってしまいました。

その理由は…
学生最後の夏休み…
全力で遊んでいたため。
としておきたいと思います。


でも学校が始まって2週間。
シルバーウィークというセンスのないネーミングの連休も
もうおしまいっ。
気づけば大学生ランキングから外れていたりして…笑

気持ちを切り替えて
頭のスイッチオンにして
更新していきたいと思いますので

よろしくお付き合いください。









昨日行ってきました。

21_21 DESIGN SITE にて今週末まで開催中の


TOKYO FIBER '09 SENSEWARE


今年ミラノで開催された展示が

東京で見れる!!!

そして入場無料!!

これはいくしかありませんよね。


日本の誇れる人工繊維とデザイナーやメーカー、アーティスト。
お互いがいるから生まれる新しいものつくりの展示だと思います。

日本の技術力、その素材に反応しあって生まれた作品を間近に触れて
まだまだ進化をすることができること、明るい未来や希望を感じました。


展示の前にいろんなメディアで取り上げられていたので
何があるかわかっていたため、わくわくよりも、
得た情報を確認する感じでした。


でもやっぱり2Dで見るのと
実際に作品を体感するのとは大きな違いがありますね。

百聞は一見にしかず


!!!







2009年9月1日火曜日

ラストショウ

































gggでやっていた細谷巌のラストショウに行ってきました。

1階は今までの代表作の展示で、地下は細谷さんの言葉を秋山晶さんが
セレクトし、ヴィジュアルにした新作の作品が展示されていました。

代表作のポスターは、一番古いもので19歳の時に賞を取ったものでした。
(なので一歩見始めてですでに衝撃を受けてしまいました。。)


細谷さんは有名なADだというのは知っていて、
広告ももちろん紙面では見たことはあったけれど、
実寸サイズで見ると細かいところまでこだわっていてすてきでした。

よく展覧会に行ったり講演会に行ったりすると途端にその人が
大好きになってしまうのですが、細谷さんは特に言葉のひとつひとつが
すてきすぎてまたしても大好きになってしまいました。
次は是非本を読みたいと思います。



言葉ってものすごい影響力。
わたしも言葉によって受ける衝撃が強くて、
言葉に縛られたり、動かされたり。
しばらくそのパワーは持続するのだけれど、
ふとかたちを思い出そうとするとさらさらと
消えてしまうし、頭の中で勝手にかたちが
変わってしまったり。だからいつも見える
状態にしておこうと。


細谷さんの言葉でぐっときたものを紹介します。



「情報量の多い中で、表現は自由でアイデアも無限にあるような気がして、
何をどうしたらよいのか迷い困ってしまうことがあると思います。
そんなときは私はやりたいことよりも、自分がやれることを重視します。
少し不器用でも、この方法ならば自分にはなんとかできると思うものを
先ず見つけることです。そして、あまりむずかしく考えないことです。」



「すべての映像は言葉を持っている。と僕は思う。
すべての言葉は映像を持っている。とまた僕は思う。」



「私の自信は長く続かず、すぐに消え失せてしまい次なる不安が去来するのです。
私にとって自信というものはなんとも頼りないおかしなものだと思いました。」



「コミュニケーションについて必要なことはいろいろとありますが、今の時代
特に必要なことは、相手の気持ちを思いやる共感能力がとっても大切なことだと
思います。

共感=他人の考えや感情に対して、立場や生き方の違う人が同じように感じること。」



「決められた美しさに対して、人は容易に否定はできない。
それは社会のならわしというものにつながるものだから、
なおさらむずかしい。
花の美しさに疑問を持ちながら、花をながめると、
いろいろな花の欠点が目につくものだ。」



「例えば銃口がのぞいている映像はこわい。
こわいものは強い。
優しいものは、肌ざわりはいいけど記憶に残らない。」



「まあ、ニューというものが、その気になって歩いていても、
いつも待ち伏せしているオールドに簡単に切られてしまうような
ニューではダメでしょう。」



「ふと目覚めると汗びっしょりで、夢だったと気付き、どっと疲れが出て、
泣きたくなりました。そして、「いつも大切に思っていることは、見たことの
ない世界を表現したいのです。」と、おっしゃる凪さんの言葉を思い浮かべたのです。」



「目の前のことをひとつずつやってきた。

それは、目の前だけをとらえるとS字を描いてきたように見えて、
俯瞰すると直線になっている。」





今までなんとなく感じていたこと、不安に思っていることを当てられたような
感覚になりました。同じ言葉でもみんなそれぞれ当てはめるものは
違うと思うけれど、どの分野においても少しずつ共通して言える
ことばかりでした。

特に凪さんのことについて書かれていたものはうるっときました。
私もふとした瞬間に凪さんを思い出すことがあります。




ビジュアルは言葉があってさらに強くなり、引き立っていました。
とてもいい展示でした。全身満たされました!