野村仁を のむらじん だと思ってしまっていたのは
少なからずかつーんの影響があります。たぶん。

重力や時間など目に見えないものを題材に
主に写真を媒体として、自然の変化の様子を記録するという
観察者の目線で作品が作られていました。
興味の関心は日常から徐々に空や宇宙、DNAへと広がり、
後期はそれまでの観察者としての目線から、
自らも自然のエネルギーとコミュニケーションをとろうと
する作品へと変わっていきました。
ただ一見みただけでは不思議な作品ばかりなのですが、
とても哲学的でコンセプトがはっきりしています。
ただそれが作品になる時は作者の解釈が入ってくるので
多少謎であったりしました。
なんだかわからないからさらっと見てこの作品なんかいいねっ
不思議だねっということもできるし、
作品の裏の意味を深く考えて混沌とすることも出来る印象でした。
私は深く考えてしまい、自分のキャパのせまさを痛感しました。
もう少し知識があればうーんと唸れるくらいおもしろいのかも。かも。
よく海外の人の作品見ても思う時があるけど、文化とか価値観とかが
全然違うからコンセプチュアルな作品だと理解できずに取り残されて
謎のまま終わっちゃうっていうあれ。あれがせつないっ。
今ちょうど自分でもなにかを記録したものやデータから
写真や映像、音楽へ作品を落とす作業をしようとしていたので
とても参考になりました。
2 件のコメント:
この企画展絶対行きたいー!!
教育実習おつー◎
そう!
レセプションいってもうた〜!
吉澤さん覚えててくれてたよ〜!
コメントを投稿