2009年4月5日日曜日

器打つわ撃つわ鬱だわ

今日は21_21 design sightの「うつわ」展に行って参りました〜!







まず私、今日までルーシー・リィーが女性だったことを知りませんでした!
うっかり。






いろいろ説明して頂いて鑑賞できたのでいつもより勉強になりました。
そして自分の知識のなさを痛感〜。。。もっと勉強しなきゃ!



空間デザインは安藤忠雄さん。
自称この空間では水を使ってはいけないんだっと豪語していた安藤さんですが
自分の時はばっちり水を使っております。


水を使った展示で普通の陶芸の展示では見られないような幻想的な空間でした!
まるで水の上に陶器が浮かんでいるよう!
壁にもこの為に水が滴り、はってある水の中にはキラキラした白い石の入った
ジャムの瓶が3万も敷き詰められているそうです!



陶芸をやっている友人からすると、近くで陶器が見れないので少し物足りなかった
という事でしたが、私は専門的にやっているわけではないので技法とか見ても
わからなかったりなので、全体の空間としてとてもステキだなーと感動しました◎
水面ギリギリに陶器が触れるか触れないかの緊張感とか、禅の精神みたいなものを
勝手に感じていました。





それと今回の展示はルーシー・リィーとジェニファー・リーとエルンスト・ガンペール
3人の陶芸家の展示ですが、エルンスト・ガンペールは木で器を作る作家でいびつな
形やヒビがとてもステキでした!


エルンスト・ガンペールは実際に伐採をせずに流木だったり倒れた木だったりを
使うそうで、最初はそれらの木を使って左右対称の形をした器の形を作りあげるのですが、
濡れた木など、木にはそれぞれ独特のくせがあるので次第に変形していったり、
ヒビが入っていったりして最終的に左右対称だった形は、自然に独特なフォルムに
なっていく・・・というやり方で制作しているそうです!

それぞれの木がもつ歴史や記憶みたいなものをそのまま作品に生かしていて
とても興味を持ちました〜!



それとルーシー・リィーは陶芸だけで生活するのは難しかった為にボタンを作って
生活の足しにしていたそうで、たくさんのボタンも展示されていました。
三宅一生のコレクションにも使われていて、実際にその洋服も展示されていました。
プレッツェルみたいなボタンもあって見ていてお腹空きました*


ボタンを見るのが好きなわたしはテンションあがりましたー!
ボタンって集め出したらきっとやばそうなので手を出していません。笑
でもボタン作りは楽しいです◎

4 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

のじとわたしがかかわったやつだ!
水面のやつのために3万個のビンにガラスを詰める作業を一日やって頭がおかしくなったことを思い出しました。
でも完成したの見に行ったら感動した!わたしもボタンすき〜陶器のボタンいいよね!!小島麻子いろいろ出掛けててたのしそうだねーーー

Unknown さんのコメント...

安藤忠雄の
あの展示はかっちょいーよね。
わたしも見に行ったけど
うつわって何かを入れるための形だよね。
使われることで
完成するものかなって思ったよ。

欲張りだから
遠くにあるやつの方が
気になっちゃうけど
動物園見たいで可愛かった。


さおちゃん>
あの時はお疲れ様でした。
またなにかあったら誘うね!

小島麻子はアクティブにをモットーに!?
おもろいことしていく予定よ◎

マニ さんのコメント...

さおちゃん

あの作業をやってたんだ!おつー◎

陶器のボタンかわいい〜!
でもボタンって手間がかかっても
需要が少ないよねー。
だからルーシー・リィーのボタンもオーダー
っていうかたちなんだろね。

マニ さんのコメント...

のこ

そう!器は本来使われるためのもので、
今回の展示でもそのことを重きにして
日常品の陶器を集めたのに結局は
ああいう展示のかたちになったって
いうのを聞いて、何だかそういうところが
安藤さんらしいって思った。笑

だからうちが展示のディレクションやるなら〜
っていろいろ妄想しちゃったー*うしし*